【ギター買ったけど何やったらいいの?問題】を解決する『宇宙一やさしいアコースティクギターはじめました」とは
ついにギターを買った。しかしいきなり問題。何やっていいか全く分からない。そんな悩みを抱えている方もいると思います。
この問題に対するギター講師である山口の答えは「教則本を見ながら弾いてみる」です。
ちなみに教則本とは「楽器演奏上の基本的技法などを初歩から段階を追って学ぶように編集した本」です。(コトバンク調べ)
つまり入門者さん用の教科書。「1+1=2」というようなギターの教科書の1ページ目から順番に学べます。
教則本でも僕のダントツおすすめが「宇宙一やさしいアコースティクギターはじめました」です。
この本の中に何が書かれいるのか。最初はどの部分を読めばいいのか。なぜおすすめなのか。詳しく説明していきますね。
宇宙一やさしいアコースティクギターはじめましたの4つの章
この本は全96ページ。大きく分けて4つの章に分かれています。
①アコギを知ろう(P4〜)
②音を出そう(p38〜)
③楽譜って何?(p70〜)
④アコギのテクニック(P82〜)
①②は目を通すべし
①②は時間があれば目を通してください。けど覚えなくても大丈夫。
初めてみる単語ばかりで頭に入らないと思います。恐竜図鑑を眺めるように「ふ〜ん」という感じでOKです。
③④は半年後でもOK
③楽譜って何?④アコギのテクニックは半年後に読むくらいでも全然OKです。楽譜の読み方などの「知識は後から」の方が身につきます。
サッカーを学び始めるのに「オフサイドとは」「ボランチとは」なんて専門用語から一生懸命に学ぶ人はいませんよね。
ボールの「蹴りかた」という技術から学びます。
学ぶ順番は①技術→②知識
ギターを弾くためには「技術」を学ぶべきです。つまり学ぶ順番は技術→知識です。
技術を学ぶために読んでほしい①アコギを知ろうと②音を出そうの中から「ここだけは読んで」というページを6つ紹介します。
これだけは読んでほしいページ6つ
【P24】アコースティックギターをチューニングしよう
ギター始めるための最初の難関チューニング。なんと4ページも使ってチューニング方法を説明してくれています。写真もたっぷり12枚。
「なんとかして写真でチューニング方法を伝えたい」。そんな想いがバンバン伝わります。
【P32】ギターを持とう
正しいギターを構える姿勢が書かれています。
実際の人物の写真ではなくアニメのキャラのような青年がギターを構えています。知らない人がギター持ってるより非常に親近感が湧きます。
【P37】ピックの持ち方
ピックの持ち方が書かれています。この章の結論「難しく考えずにピックを持ってみよう」に僕も賛成。いきなり100点の持ち方を目指さなくて大丈夫です。
【P38】音を鳴らそう
「まずは自由に!」といきなり書かれています。この入り方に僕も大賛成。
難しいことは考えずに鳴らす。左手は使わず上から順番にピックを当てるでOK。アコギの綺麗な音が聞ける感動の瞬間です。
【P42】フレットを押さえる
右手の次は左手。「押さえるポイント」が紹介されています。NG例もあるので非常に分かりやすいです。
【P44】超基礎コードガイド
ここからはアコギの醍醐味「コード」を鳴らす方法。
6本の弦を鳴らして綺麗に重なりあって響いた時の音は感動ものです。
難易度別に紹介しているのも良い。最初は「Eメジャーコード」から始めましょう。
他の教則本と比べても断然オススメできる3つの理由
動画に対応している
スマホでページに掲載されている「QRコード」を読み取る。するとYouTubeページが開き動画で演奏している映像が見れます。
こうゆう動画コンテンツ作るの大変なんです。製作者の苦労と熱意が伝わります。
写真や図や大きくカラフルで見やすい
音楽教室で先生をしているので教則本は何冊も買ったり目を通しています。その中でもダントツ読みやすいです。
1ページをめいいっぱい使ってギターのフレットの写真だけを「ドーン!」と大きく掲載されてるページには感動すら覚えます。
「文字や文章はできる限り少なく伝えよう」という意思も感じられます。
過不足がなく網羅的にまとめられている
ギターを始めるために最低限必要なことが書かれている。かつ必要以上のことは書かれていない。この点はとても評価できます。
教則本としては珍しいのですが、実はこの本には課題曲のコード楽譜がないんです。
人気曲のコード楽譜とか掲載もありがたい人にとっては良い。けどその曲を知らない&好きではない人にとっては不必要な内容になってしまう。
ギター入門する全ての人に向けて考えて作られた教則本。ギター入門者に対する深い愛情すら感じます。
まとめ
問題
ギター買ったんですが何やっていいのか分からない
答え
「宇宙一やさしいアコースティクギターはじめました」という教則本を買って見ながら弾く
おすすめする3つの理由
動画に対応している
絵や図が大きくカラフルで見やすい
過不足がなく網羅的にまとめられている
今日学んだ大切なこと
ギターを学ぶ順番は技術→知識
ギター入門者におすすめの教則本
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