「ギターってどれくらいで弾けるの?」「〇〇時間です!」

ギターってどれくらいで弾けるの?
20時間です。とズバリ答えを出してくれた方の動画を紹介しますね。
目次

まえがき

ギターってどれくらいで弾けるの?問題

「ギターって弾けるまで時間かかりそう「覚える事も多そう」

そう思ってる人は多いと思います。

時間が分からない物事は挑戦しづらいですよね。これは問題だと思います。

けど、この問題に対して物事をそれなりに上手く行うために必要な練習時間は「20時間」と答えてくれた人がいます。

素早く物事を学ぶ研究をされているジョシュ・カウフマンという方です。

彼は自分自身で20時間で楽器を演奏できる事を証明してくれました。

未経験から20時間の練習だけで人前で演奏。そして拍手喝采を浴びる。そんな動画を今日はギター講師の山口が紹介したいと思います。

【動画】最初の20時間—あらゆることをサクッと学ぶ方法

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ブログ本編のご案内

最初の20時間—あらゆることをサクッと学ぶ方法という動画の中です。

20時間の練習内容や新しいことを学ぶ時に注意すべきことなども教えてくれています。

YouTube動画を日本語字幕に設定をオンにしてご覧になってもOKです。

「20分も字幕動画を見てられない」

そんな方のために要点を3つに絞ったブログ記事を書きました。

「楽器の習得は大変」と誤解を招いている【1万時間の法則】について

20時間を効率的に使う【4つの有効な練習方法】について

100個のうちの【重要な4個】について

20時間は、1日45分で1ヶ月。

「1日45分だけなら時間を確保できる」「ギターや新しい物事に挑戦しよう」

そう思ってもらえたら幸いです。では本編スタートです。

「楽器の習得は大変」と誤解を招いている【1万時間の法則】について


ある研究者が「物事の習得には1万時間必要」と発表しました。

1万時間の練習すれば、各分野の頂点に立つレベル(お金を稼げる専門家やプロ)になれる。

そうゆう発表だったのですが、この「1万時間の法則」は誤解をされて広まったそうです。

「楽器の習得には1万時間も必要なんだ(涙)」という感じ。

1日チャレンジする気持ちが萎えてしまうのも当然です。

1万時間は1日3時間なら10年。

学校や仕事が終わってから3時間も確保できないですよね。

子供が生まれた家庭なら自由時間なんてなかなか確保できません。しかも10年続けられかどうか(汗)。

しかし動画の講演者は「プロレベルに達するには1万時間必要。だが、そこそこうまくなるまでに必要な時間は20時間だ」と言ってます。

つまり

プロレベル=10,000時間

そこそこレベル=20時間

です。

プロとして稼ぐ専門家レベルなら1万時間。

趣味や教養として人間の幅を広げたり楽しめるレベルなら20時間という事です。

「すごい差だな」と思いますよね。

けど何でも良いので1つ挑戦する。そして、そこそこレベルに到達する。

そこで初めてプロの圧倒的な凄さや努力の量に気づいたりします。

1万時間も追求できる音楽やスポーツなどの深み。

僕はこの事に自分で気づくだけでも習い事などで物事を学ぶことに価値があると思ってます。

1つめの話「楽器の習得は大変」と誤解を招いている【1万時間の法則】について紹介しました。

この動画は「そこそこレベルなら20時間で到達出来る。だからチャレンジしよう」という応援メッセージですね。

しかし20時間ダラダラ練習すれば良いわけありません。

彼は「知的に練習する必要ある」と言っています。

そこで次のテーマ、20時間を効率的に使う【4つの有効な練習方法】について紹介します。

20時間を効率的に使う【4つの有効な練習方法】について


有効な練習方法は以下の4つです。

スキルを分解する

自己修正でできるだけ学ぶ

練習の邪魔になるものを取り除く

少なくとも20時間は練習する

では1つずつ紹介していきますね。

スキルを分解する

僕のレッスンでもスキル(=技術)を分解して教えています。

例えば「ギターでドの音を鳴らす」という1つのスキルを分解してみます。

押さえる場所を見つける

押さえる指を選ぶ

弦を押さえる

指先を立てる

ピックを正しく持つ

弾く弦を見つける

弾く弦の上にピックを待機させる

ピックで弦を弾く

「ドの音を鳴らす」という目的を達成するためには、8個の細かいスキルをクリアする必要があります。

スキルを分解する事で、出来ていない細かいスキルの1つが明確になる。修正すべき1点に集中して練習できる。というメリットがあります。

自己修正でできるだけ学ぶ

学習とは、①間違った時に間違いに気づく②やり方を変えられるようになる。と言っています。

まず間違いに気づく事が大切。

つまり先ほどの「細かい10個のスキルのどれが出来ていないかに自分で気づく」という事です。

しかし自分で気づけない場合もあります。

いつまでも出来ない所で立ち止まるのではなく、指導者に指摘してもらい、問題を解決し先に進む事も必要になります。

練習の邪魔になるものを取り除く

スマホやゲームや漫画などの誘惑ですね。

練習を妨げる誘惑を環境から取り除くという話です。

僕は高校1年の時に父親にギタープレゼンされて練習を始めました。

恵まれていたのは環境。

自分の部屋にはベットと勉強机とギターしかありませんでした。

テレビとゲームもあったけど壊れていました。

けど修理するよりギターの方が面白かったので壊れたまま放置。

練習の邪魔になるものが無いという環境を作れていたのは幸運でした。

少なくとも20時間は練習する

1時間練習しても出来ない。2時間練習しても全然出来ない。イライラ。諦めようと思う。

けど練習が3時間目に突入する。なぜか出来るようになってる。しかも簡単に。

そんな魔法のような経験は練習を続けていると何度も起こります。

出来ない自分にイライラしても諦めない。やると決めたなら20時間は続けてみましょう。

2つめの話、20時間を効率的に使う【4つの有効な練習方法】について紹介しました。

次で最後。3つめの話は、100個のうちの【重要な4個】について紹介します。

100個のうちの【重要な4個】について


ギターを始める時に参考書を買う。

そこには曲を演奏するために左手の指で押さえるパターンが100以上ある。

「こんなに覚えれない」やる気をなくす人もいると思います。

しかし楽譜を何曲か見てみるとある事に気づきます。

「同じパターンが何度も繰り返し使われる」「G、D、Em、Cの4つだけで沢山の曲が弾けてる」

全体を見渡して見ると「重要な4個」を発見する事ができたそうです。

つまり100個覚える必要はない。

重要な4個だけ覚えれば何曲も弾けるという事。

実際に動画では4つのコードで有名な曲をメドレーで弾いています。

「どこが重要か」こればっかりはやってみなければ分かりません。

ダメな例は、なんとなく参考書を眺める➡︎覚える事の多さに圧倒される➡︎何もやらずに諦める。

「やらねば分からない」けど「やれば分かる」とは正にその通りだと思います。

あとがき

物事はそこそこレベルからより楽しくなる

僕はギターを未経験の方に教えています。

20時間も練習やレッスンすればもれなく1曲弾けています。

動画はウクレレですがギターも同じです。4つのコードを覚えれば沢山の曲が弾けます。

物事はそこそこレベルからより楽しくなります。

そこそこレベルに到達すれば、今回紹介した動画のラストのように、好きな曲の弾き語りができるようになります。

「もっと上手くなりたい」という新たな気持ちも芽生えます。

クリアできない問題にぶつかった時は、歴が長い先輩や周りの友人に聞いてみてください。

僕の体験レッスンでも相談を受け付けています。解決して前に進みましょう。

なんとか20時間。3ヶ月で達成するなら1日15分。ぜひ挑戦してみてください。

新しい事を学ぶと決めたら20時間は続けてみます。
1人でつまずいた時は相談してね。応援しています。^ ^
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この記事を書いた人

アイドルやアーティストへの楽曲提供(テレビ番組曲も担当)などの活動を経て神戸で音楽教室を開校。【日本一わかりやすい】ギターコードの押さえ方など入門者さん向けの音楽コンテンツを作成中。一児のパパ。詳しいプロフィールやSNSは➡︎こちら

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