【学校に子供の居場所がない問題】を解決する『教室の安全地帯としての役割』とは
学校に子供の居場所がない問題
学校に子供の居場所がない
子供に心を開いて話せる人がいない
ゲームのやインターネットの世界で彷徨い続けている
子供が抱えている現代の問題。僕も10代の生徒の親御さんとコミュニケーションをとる機会が多いのでよく聞きます。
原因
問題の原因を僕なりに考えてみました。
学校だけを子供の居場所として頼りにしているから
学校や家庭で心を開いて話せる人がいないから
現実の世界で人と繋がりを感じれないから
だから子供たちは「自分の居場所がない」と迷子になっている。人との繋がりを求めて彷徨っているんじゃないかな。
結論
子供の居場所がない問題に対する僕の結論は
子供にとっての安全地帯を見つけてあげる
です。
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このブログでは
子供にとっての安全地帯とは何なのか
なぜ安全地帯を見つけることで自分の居場所を見つけられるのか
この2つを僕の息子と生徒さんのエピソードを交えて紹介したいと思います。
未来
我が子が前向きに行動する場所が見つかる
我が子は楽しく学校に行くようになる
我が子の可能性を引き出せるようになる
このブログを読んで行動することで問題が解決するかもしれません。前置きはここまで。
ここから【子供の居場所がない問題】を解決する『教室の安全地帯としての役割』について詳しく紹介しますね。
幼児期の安全地帯は「自分を見守ってくれる人」
「子供が新しい挑戦するためには安全基地が必要なんだ」そう確信した僕の息子のエピソードを紹介します。
幼児は好奇心旺盛で挑戦が好き
僕には1歳になったばかりの息子がいます。基本はハイハイで行動。体が大きくなるに連れて家の中での行動範囲をどんどん広げていきます。
階段を上り下りする。リビングやお風呂で新しい遊びを思いつく。1歳の息子は好奇心旺盛で新しい挑戦が大好きです。
見守られていないと行動できなくなる
だけど息子が行動できなくなる瞬間があります。それは、
親が同じ空間からいなくなる時
です。
同じ部屋で見てくれていたママが濯物を取りにくために扉を開けて出ていく。
すると息子は100%泣きます。しばらく動けません。見守られていないと行動できなくなるのです。
子供は常に親の居場所を見ている
息子は30秒に1回は僕ら親が自分を見てくれているか確認してきます。確認できたらまた行動という感じです。子供は常に親の居場所を見ているのです。
安全地帯があるから行動できる
心理学の本を読んで学んだのですが「親が見守ってくれているから」「いつでも帰れる安全基地があるから」子供は安心して新しい行動ができるそうです。
子供の根本的な欲求は「安心安全」
なぜなら子供の根本的な欲求は「安心安心」だから。安心が確保されているから行動できる。うちの息子を見て確信しました。
子供を放置することは冒険心を生まない
しっかり子供を見守り続けよう。子供を放置することは冒険心を生まない。子供の安全地帯であり続けよう。そう思いました。
青年期にも安全地帯があるのでは
幼少期の安全地帯があるなら青年期にもあるんじゃないかな。そんな事を考えていたら、僕の生徒さんの親御さんから、とても嬉しいことを言われました。次はその生徒さんとのエピソードを紹介しますね。
青年期の安全地帯は「自分を肯定してくれる人」
青年期の安全地帯は「自分を肯定してくれる人」だ。そのことを確信した生徒さんのエピソードを紹介します。親御さんから嬉しい言葉を頂きました。
学校嫌いで引きこもり気味だったけどお陰様で楽しんでいくようになりました
そう生徒の親御さんに感謝されることがありました。
新しいことを始めると共通点と目的ができる
どうやらギターを始めたことで友達ができたそうです。友達は歌が好きで一緒に曲を作ろうと盛り上がり意気投合。頑張って曲を作っています。
今はその生徒さんと友達との約束を実現させるためにオリジナル曲作りのレッスンをしています。
新しいことを始めると
クラスメートと音楽という共通点がでた>
曲を作ろうという共同の目的ができた
学校にも前向きにいくようになった
ということです。とても嬉しい報告でした。
友達は自分を肯定してくれる安全地帯
僕も高校生の時にギターを始めて同じを経験したのでわかります。
同じ共通点を持つ人と話す
同じ目的を持つ人と話す
この2つは人と繋がりを深く感じれる瞬間です。
仲良くなり毎日話す事になるのでお互いを肯定し合える関係になります。友達は安全地帯になるという事です。
先生は自分を肯定してくれる安全地帯
その生徒を肯定する人は友達だけではありません。教室の先生たちも生徒さんを肯定します。生徒さんの話を聞きいて生徒さんの未来を期待する。教室の先生も生徒さんの安全地帯になります。
教室は自分を肯定してくれる安全地帯
ギター未経験だったこの生徒さんが音楽をキッカケに友達ができる
曲を作るなど自分の可能性に挑戦する
自分の行動が自信に繋がって学校も前向きにいくようになる
教室という場所が若い生徒さんの「安全基地」になり得るんだと確信しました。
ここまでのまとめ
幼児期は自分を見守っていくれる人がいるから行動できる
青年期は自分を肯定してくれる人がいるから行動できる
ここまで行動できる安全地帯という場所について。幼児期は息子。青年期は生徒さん。2つのエピソードを紹介しました。最後は子供の「自己肯定感」についてです。
子供の自己肯定感は「周りの人間が作っていく」
僕は子供の自己肯定感は「周り人間が作っていく」と考えています。自分のエピソードを踏まえて紹介していきますね。
10代前半の時に僕が親に言われた肯定の言葉
舌が肥えてるなぁ
(ちょっと高めのレストランに行って「美味い美味い」と言って食べまくってた時の親の言葉)
時間の使い方がうまいなぁ
(遊園地の帰り。遊び疲れて車に乗った瞬間に爆睡。家について起きた時に言われた親の言葉)
ギターうまいやん
(家に転がってたギターを触ってコードが鳴らせた時の親の言葉)
僕が10代の時に親に言われた言葉です。
すべて自分を肯定してくれる言葉です。20年以上前の事だけど今だに覚えています。否定された言葉を受けた記憶はありません。
子供は言葉の影響を強く受ける
「僕はギターが上手いんだぁ」と思って、その言葉の力に影響されて練習にハマるようになりました。
肯定する言葉をかけてくれる人を見つける
子供さんを今から肯定してあげてください」
と言ってもなかなか難しいと思います。今まで怒ってばかりだったのに「急にどうした」となりますよね。
学校の先生や友達に肯定してくれる人間関係ができていれば幸運。もしいなければ習い事の先生など学校外で肯定してくれる人を見つけると良いです。
子供の自己肯定感は周りの人間が作っていきます。
まとめ
問題
子供の居場所がない
答え
子供にとっての安全地帯を見つけてあげる
安全地帯とは
幼児期の安全地帯は「自分を見守ってくれる人」
青年期の安全地帯は「自分を肯定してくれる人」
教室の安全地帯としての役割とは
生徒さんを肯定する場所</span
生徒さんの未来を期待する場所</span
今日学んだ大切なこと
幼児期は自分を見守ってくれる人がいるから行動できる
青年期は自分を肯定してくれる人がいるから行動できる
子供の自己肯定感は周りの人間が作っていく
今すぐできる行動
子供を肯定する
子供を肯定してくれる人を探す
子供を肯定してくれる場所を探す
「自分は魚」だと気づかせるのは周りの人間の役目
魚=あなたの子供。
木登りの早さを競う場所=学校。
という事です。
泳ぐのが得意なのに、木登り道場で「登れない登れない」と嘆いている我が子に気づいてあげてください。
子供に「自分は魚」だと気づかせるのは周りの人間の役目です。我が子が自由に泳げる広い海を見つけてあげてください。
子供に「君は泳げるよ」と肯定する言葉をかけてあげてください。
子供たち1人1人が自由に自分の海を泳ぎまわる。そんな世の中を作るのは僕ら大人の役目です。
子供たちの安全地帯となって子供の可能性を信じる。僕も同じ子を持つ親として心がけます。^ ^
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